フクロモモンガに噛まれることは悪いこととは限らない!? 仲良くなりたいなら、まずはこれを試してみよう!
こんにちは、そーちゃんです。
私がフクロモモンガのももちゃんをお迎えしてから、早いもので2ヶ月が経過しようとしています。
初めて哺乳類を飼育するということで、かなり不安もある中でのお迎えだったのですが、ここまで試行錯誤を重ねながらも順調に育ってくれています。
そこで、私がこの2ヶ月で感じた「フクロモモンガ飼育のポイント」についてお話しようと思います。
フクロモモンガと仲良くなりたいならこれをしよう!
フクロモモンガはとても頭の良い動物です。
もちろん個体によって信頼関係の築き方は変わると思いますが、うちのももちゃんは飼い主のアクションをよく観察して行動しています。
お迎え当初の私は、ももちゃんの威嚇や噛まれることにビビってしまい、そのせいで警戒されるようになってしまいました。
例えば、威嚇されているときや噛まれるときに急に手を引っこめてしまったりすると、こちらが怖がっていたり、警戒していることがフクロモモンガにも伝わって、どんどん距離が離れてしまいます。
特にももちゃんはベビーということもあり、こちらの動きに過敏に反応しており、1週間ほどは信頼関係が築けない期間が生じてしまいました。
しかし試行錯誤の末、現在は飼い主とももちゃんの間にしっかりと信頼関係が築かれて、コミュニケーションがとれるようになりました。
そんな私がこの2ヶ月で編み出した「威嚇や噛みグセに対処して信頼関係を築く方法」は3つあります。
1.いきなり撫でるのはNG!
私は、とあるネットの記事で「フクロモモンガは頭を撫でられるのが好き」と書かれているのを見て、安易に頭を撫でようとしていました。
しかし、ももちゃんは頭を撫でようとする度に威嚇して噛んできました。
急に大きくて得体の知れないものが覆いかぶさって来たら、皆さんも怖いですよね(笑)
そこで、私がやってみたのは、「手は怖くない、と認識してもらうために、人差し指をももちゃんの目線に合わせて、ゆっくりと鼻の前まで近づけて匂いを嗅いでもらう」というものです。
コツはとにかく”ゆっくり”、威嚇されたら手を止めて、威嚇が止むまで“我慢強く待つ”、威嚇が止んだらゆっくり手を近づける。
最初は威嚇されることも多いのですが、これをとにかく1日5~20分ほど繰り返してみてください。
これを継続していると、自然と「手は怖くない」と認識するようになり、私の場合は1週間ほどで体をモフモフさせてくれるようになりました。
2.時間をかけて、観察してコミュニケーションをとる
これに関しては、どの生き物と接するときも一緒だと思いますが、じっくり観察してあげることが大事です。
例えば、フクロモモンガは寝床など、パーソナルスペースに入られることを嫌がります。
また、そのときの気分や感情によって、鳴き声を変えていたりもします。
皆さんもよく観察していれば、そういったことも読み取れるかもしれませんよ!!!
フクロモモンガは意外と表情豊かな動物なので、段々と何を考えているのかがこちらに伝わってくることが多いです。
結局、フクロモモンガをベタ慣れにするには、とにかく時間を作ってあげることがとても大事です。
日々の観察やコミュニケーションの時間をなるべく多めにとってみることが仲良くなる秘訣です!!!
3.噛む=拒否じゃない!
皆さん、「噛むこと」=「拒否」や「嫌悪」を表していると思っていませんか?
実はそれだけじゃないんです!!!
「噛む」という行動には「試し行動」という意味合いも含まれています。
つまり、「噛んだらどんな反応するかな」と私たちを試しているわけです。
そこで、私たちが手を急に引っ込めて「拒否」を表してしまうと、フクロモモンガも警戒してしまい、距離をとられてしまうというわけです。
逆に、驚かずに少しだけ痛みに耐えて、何度も触り続けてあげる「承認」をフクロモモンガちゃんに示してあげると、信頼関係が築きやすくなります。
つまり、言葉を話せないフクロモモンガにとって噛むことですら、実は重要なコミュニケーションの1つだということです。
うちのももちゃんは、今でもたまに甘噛みしてきますが、噛んだ後に「ごめんね」を表すかのように指をペロペロと舐めてくれるようになりました(笑)
まとめ
ということで今回は、ももちゃんと2ヶ月過ごして得られた「仲良くなるコツ」についてお話しました。
ただし、三つ目に関しては完全に自己流で編み出した信頼関係の築き方なので、真似する方は自己責任でお願いします。
何度も言いますが、フクロモモンガは本当に頭の良い動物です。
人間関係のように、じっくりと仲良くなってあげることが大事です。
生き物飼育では、飼い主の余裕が試されると思います。
心を広く持ちながら、生き物と接してみてください。
良きフクロモモンガLIFEを!!!