
こんにちは、そーちゃんです。
レオパードゲッコー(ヒョウモントカゲモドキ)を飼育していると、
なんて悩みを抱えることも少なくありません。
しかし、レオパが餌を食べないのは、決して”珍しいこと”ではないことを皆さんはご存知でしょうか。
そのため、エサを食べないからといって、すぐに『やばい…』と慌てる必要は全くありません。
ただし、レオパがエサを食べない原因を知らずに放置すると、体調不良や拒食につながることも…
ということで、今回は『レオパが餌を食べない原因と解決方法』を初心者の方が見落としがちなポイントに言及しながら、実際にレオパを飼育している私の実体験を元に”徹底解説”していきます!
レオパが餌を食べないのはどれくらい普通?

まず知っておいて欲しいのは、
という点です。
実際、我が家のレオパードゲッコーも10日間ほどエサを食べないことがありましたが、その間から現在に至るまで、特に健康に支障をきたすことなく飼育することができています。
実は、レオパードゲッコーは尻尾に脂肪や栄養を蓄える性質があるため、短期間であればエサを食べなくても体調を維持できるんです。
そのため、環境の変化や脱皮前などで一時的に拒食していても、”尻尾が太く”しっかりしていれば過度に心配する必要はありません。
レオパの栄養状態は”尻尾の太さ”から判断しよう!
ただし、エサを食べない状態を放置しておくのは危険なため、『エサを食べない原因』を正確に把握しておくことが重要になってきます。
では、レオパがエサを食べない原因にはどのようなものがあるのでしょうか。
レオパが餌を食べない原因10選

それでは早速、レオパがエサを食べない理由について解説していきます。
今回は”10選”ということで、かなりボリューミーですが、これを知っておくと知らないのではレオパの飼育に”天と地ほどの差”が生まれてくるので、しっかりと押さえておきましょう。
① ケージ内の温度が合っていない【最重要】

レオパがエサを食べない原因として、最も重要で起こりやすいのが
『ケージ内の温度が適切でない』
ということが挙げられます。
特に、気温が一気に下がる冬場では、ヒーターなどの暖房器具で温度管理を徹底しないと、レオパの食欲が一気に低下してしまうことも…
また、ケージ内にホットスポット※を設置していないことも、食欲が落ちてしまう原因となるため注意が必要です。
※レオパードゲッコーは変温動物のため、ホットスポットで体温を上げることで消化や代謝を正常に保たなければなりません。
また、暖かい場所と涼しい場所を行き来できる温度勾配を作ることで、レオパ自身が最適な体調管理ができるようになります。
ちなみに、レオパの適正温度は以下の通りです。
| 場所 | 温度目安 |
|---|---|
| ホットスポット | 30〜32℃ |
| クールエリア | 24〜26℃ |
| 夜間 | 22〜25℃ |
私は、気温の下がる冬場はエアコンを使って室温を高く保ち、その上でこのようなパネルヒーターを使って、”温度管理&ホットスポット作り”をしていますよ!
② 温度勾配が作れていない

先ほどもお伝えしましたが、レオパを飼育する上では
『ケージ内にホットスポットを設置して、温度勾配を作る』
ということが非常に重要になってきます。
実は、レオパ初心者の方にありがちなのが、
『ケージ内に温度勾配を作らず、全体を同じ温度にしてしまう』
というミスです。
レオパは変温動物※のため、あくまでも『自分で快適な場所を選ぶ』生き物であることは押さえておかなければなりません。
※変温動物は自分で体温を一定に保てないため、周囲の温度環境に大きく影響されます。
そのため飼育下では、適切な温度管理と温度勾配を用意し、体調を崩さない環境を整えることが重要です。
この温度勾配を作らないと、レオパ自身が体調管理できなくなってしまい、エサを食べない原因となってしまいます。
ちなみに、レオパを飼育する際はケージ内の半分をパネルヒータで温めて、もう半分をクールスポットとして温めないでおくのが鉄板です。
ケージ内の各スポットの温度は、先ほどの表を参考にしてみてくださいね!
③ 環境変化・お迎え直後のストレス

レオパがエサを食べなくなる要因でよくあるのが、
『環境の変化・お迎え直後のストレス』
です。
よくあるケースとしては
が挙げられます。
レオパは基本的に警戒心が強く、臆病な生き物なので、周りの環境に変化が起こると、しばらくの間”慣れる時間”が必要なんですよね。
もし、こういった状況でエサを食べなくなってしまった場合は
など、レオパに”なるべく刺激を与えない”ようにすることが重要です。
また、お迎えした直後のレオパにエサを与えると、警戒心からくるストレスで、”消化不良”などを起こしやすいため、『お迎え後、3〜7日空けてからのエサやり』を心がけてくださいね。
お迎え直後のレオパにはエサを与えないように注意!
④ 脱皮前・脱皮中で食欲が落ちている

レオパに限らず、ほとんどの爬虫類は
『脱皮の前後で食欲が落ちる』
という特徴を持っています。
脱皮のタイミングのサインとしては
などがあるため、日々のお世話や観察を通して、このような変化がないかチェックしましょう。
また、脱皮の前後では
に注意しながら、レオパが”ストレスなく、脱皮できる環境”を整えてみてくださいね!
⑤ エサのサイズが大きすぎる

レオパがエサを食べない場合、『エサのサイズ』も見直してみましょう。
まず覚えておきたいのが、
『レオパは”自分の頭幅より小さいエサ”にしか食いつかない』
ということ!
ありがちなミスとしては
『レオパが大きく成長したから、どんどん大きめのエサを与えてしまう』
というものがありますが、レオパは大きすぎるエサ(コオロギやデュビアなどを含む)に関しては、”本能的に避けてしまいます”。
そのため、レオパに与えるエサのサイズは定期的に確認して、適切なサイズを与えるようにしましょう。
レオパのエサは”頭幅より小さい”ものを!
⑥ エサの種類に飽きている・好みが合わない

急にレオパがエサを食べなくなってしまった場合、
『エサの種類に飽きた・口に合わない』
という可能性があります。
レオパのエサには
などの種類がありますが、それぞれの個体によって好みが異なるため、様々な種類のエサを試さなければなりません。
また、個体によっては”動きのあるエサ=生き餌”にしか食欲が湧かないなんてことも…
ちなみの我が家のレオパには、上記のエサを”全て”試してきましたが、『レオバイト』という人口エサに落ち着いてくれました。
実際、他のレオパ飼育者の方からも、『レオバイト』をオススメする声が多くあるので、エサ食いに困っている方や気になる方はぜひチェックしてみてください!
⑦ エサが動いていない・気づいていない

レオパは、基本的に”動きのあるエサ”にのみ、反応して食いつきます。
そのため、人口エサや冷凍コオロギなどをケージ内に置いておいても、それを”エサ”だと認識してくれないことがほとんど!
もし、レオパに動きのないエサ(人工エサ、冷凍コオロギなど)を与える場合は、
- ピンセットを用意する。
- ピンセットでレオパの目の前にエサを近づける。
- レオパの目の前で小さく動かしたり、地面にエサを転がしてみる。
という手順を踏むなどして、彼らの食欲を掻き立てていきましょう。
レオパのエサやりには、『ピンセット』がマストアイテム!
⑧ 照明・明るさが合っていない

レオパは、”夜行性”で”暗くて静かな場所を好む”生き物のため、
『明るすぎる照明”は大きなストレスとなり、結果的に食欲が落ちてしまう』
ことがあります。
そのため、レオパを飼育する際は、
に注意して、飼育環境を整えてみてください。
⑨ 成長段階・繁殖期による食欲低下

レオパは成長段階や時期に応じて、食欲の増減が見られることがあります。
| 成長段階 | 食欲 |
|---|---|
| ベビー | よく食べる |
| 成体 | ムラが出てくる |
| 繁殖期 | 食欲低下あり |
一般的に、”ベビー期は毎日”、”生体は2〜3日に1回”のペースでのエサやりが望ましく、また”繁殖期には食欲が落ちる”と言われています。
特に、繁殖期のオスは食欲が落ちやすいため、無理にエサを与えずに静かに見守ってあげましょう。
⑩ 病気・寄生虫・栄養不足

レオパがエサを食べないときの”最も危険な原因”が
『病気・寄生虫・栄養不足』です。
これらが疑われるサインとしては以下の例があります。
もし、このような様子があった場合は、速やかに『”爬虫類対応”の動物病院』に連れていってあげましょう。
まとめ

レオパがエサを食べない原因は、『温度・環境・ストレス』によることがほとんどです。
ひとまず、レオパがエサを食べなくなったときは
- ケージ内の温度を見直す
- レオパにかかっているストレスを減らす
- エサのサイズ・種類を調整
- 長期間エサを食べないなら病院へ
の順番で対応するのをオススメしますよ!
エサを食べない原因を正しく見極めれば、多くの場合、自然と食欲は戻っていくので安心してくださいね。
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気になる方は是非チェックしてみてください!


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