小さな恐竜、フトアゴヒゲトカゲ

こんにちは、そーちゃんです。

突然ですが、皆さん一度は恐竜に憧れたことありませんか?

私の幼少期、そして大人へ…

私は子どもの頃、恐竜が大好きでした。

とても大きく、ゴツゴツしていて、牙があったり、トゲがあったり、凶暴だったり…

現代の生き物にはない、圧倒的かっこよさ…!!

こんなの男の子の厨二心をくすぐるじゃないですか!

幼い私は、図鑑やテレビを見ては自分が恐竜の世界にいる想像をして悦に浸っていました(笑)

しかし、そんな可愛い時代もあっという間に過ぎ、気づけば大人に…

いつの日か、恐竜への憧れは消え去り、生きるためにあくせく働く、そんな平凡な日々が始まっていました。

そんな毎日に疲れ果てた私はある日曜日、癒しを求め、県内で有名な爬虫類ショップへと足を運んでいました。

恐竜がいる!!!!

入店すると、爬虫類ショップ独特の匂いと共にカエルやトカゲたちが出迎えてくれました。

ここで日々の疲れを癒すことに決めた私は、じっくりと店内を徘徊し始めました。

最初はトカゲコーナーか…、どんなトカゲがいるんだろう、デカイのいるのかな…?

そんな期待を胸に歩き始めた私の目に飛び込んできたのは…

恐竜…!?!?

ではなく、フトアゴヒゲトカゲ!!!

大きなボディ、ゴツゴツ、トゲトゲしていて、ケースにどっかりと鎮座するその姿は、私が子どもの頃に夢見た、恐竜そのもの!!!

「かっけぇぇぇぇ!!!!」

どんよりした私の心は一瞬で輝き出し、気がつけばケージの前で、子どものように目をキラキラさせながら、フトアゴヒゲトカゲに夢中になっていました。

感動冷めやらぬまま…

結局、爬虫類ショップで2時間ほど過ごして、完全にあの頃の厨二心を取り戻した私は、足早に帰宅してネットや動画で、フトアゴヒゲトカゲについてめちゃくちゃ調べ、帰宅して2時間後にはAmazonの購入ボタンをポチポチしていました。

現在、爬虫類飼育ブームが到来していることもあり、様々な種に向けた「飼育セット」が色々なサイトで販売されており、今回私もそちらを購入させていただきました。

そちらの飼育セットに関しては、また後日紹介させていただけたらと思います。

そして、1週間後の日曜日、再度爬虫類ショップを訪れ、店員さんの丁寧で分かりやすい説明もあり、改めて心の準備をして…

小さな恐竜、我が家に降臨!!!!

遂に念願の小さな恐竜…いや、フトアゴヒゲトカゲを我が家へお迎えすることができました!!!

いや、「子どもの頃の憧れが我が家へやってくる」って凄いですよね!

社会人、頑張っていて良かったな、としみじみ感じました…(笑)

今回、お迎えしたのは

フトアゴヒゲトカゲの「イエローハイポレザー」という個体のベビー。

お迎え当初、「あごすけ」と命名

「イエローハイポレザー」というのはモルフで、簡単に言うと色や柄の種類のことです。

イエローハイポレザーってなに??

フトアゴヒゲトカゲには、レオパほどではありませんが多くのモルフがあります。

フトアゴヒゲトカゲのモルフは、色、柄、色素の薄さ、質感などの特徴を組み合わせて名付けられます。

イエローハイポレザー

例えば、うちの子は

黄色く(イエロー)、色がより鮮やかで(ハイポ)、革のように滑らかな質感(レザー)

なので、「イエローハイポレザー」となります。

飼育用品はこれだ!!!

フトアゴヒゲトカゲの飼育に必要なものは

大きめのケージ(90cm×45cmくらいのものをうちでは使用しています)、ヒーター、バスキングライト、紫外線ライト、温度計、湿度計、床材(うちではペットシーツ)、水入れ、餌皿、シェルター、餌

となります。

これらを揃えておけば、安心してお迎えすることができますよ!!!

お迎え費用は???

ちなみに、私がフトアゴヒゲトカゲをお迎えするにあたって、かかった総額は…

生体代 15800円

飼育セット 41810円

餌代 1000円

合計 58610円

となります!!

飼育セットには、飼育に欠かせないものばかりが入っており、それぞれのアイテムを別々で買うのに必要な知識量と手間を考えると全く損はないです!!!

フトアゴヒゲトカゲは生き餌が苦手でも飼える!! でも………

餌に関してですが、ショップで販売されているフトアゴヒゲトカゲは、コオロギやデュビアなどを昆虫食として食べていますが、中には人工餌を食べている個体もいます。

そのため、「生き餌を扱うのはちょっと…」という方でも十分、飼育可能な爬虫類です。

しかし餌に関しては注意が必要です。

ベビーの頃から人工餌を食べている場合は、お迎え後もそのまま人工餌を食べてくれますが、ベビーの頃から生き餌(コオロギやデュビア)を与えて続けているショップさんがやや多いかなと思います。

生まれてからずっと生き餌で育ってきた個体を、お迎え後に急に人工餌中心の生活に移行させることは、生体への大きな負担になるので気をつけてくださいね。

もし生き餌に抵抗のある方は、お迎えする際にショップの店員さんなどに「この個体は人工餌で飼育が可能ですか?」と確認してみてくださいね。

私の1日withフトアゴヒゲトカゲ

ちなみに、私のフトアゴヒゲトカゲの飼育ルーティンは

朝起きたら、野菜(小松菜、レタス、モロヘイヤ、チンゲン菜など)とコオロギを与えて様子を観察。

夜帰宅したら、床材(ペットシーツ)を変えて、餌の残りを回収して様子を観察。

こんな感じで一日が終わります。

意外と簡単ですよね!!!

与える野菜に関してですが、気をつけなければならないことが3つあります。

1.ネギや玉ねぎ、ニンニクなどの刺激が強いものは絶対に与えない。

人でさえ、ネギやニンニクを多く食べると体調に変化をきたしますよね!

フトアゴヒゲトカゲのみならず、ペットに刺激物を食べさせるのは大変危険です。

絶対に与えないようにしましょう。

2.アブラナ科の野菜の与えすぎには注意!

小松菜やチンゲン菜などのアブラナ科の野菜は、食べすぎると甲状腺に悪影響を及ぼす場合があります。

与えすぎると、太りやすくなってしまったり、体の動きが悪くなってしまう可能性があります。

与えすぎには注意しましょう。

3.シュウ酸を含む野菜をあまり与えない。

ほうれん草にはシュウ酸と呼ばれる、カルシウムの吸収を阻害する成分が含まれています。

カルシウム不足になると、クル病という疾患にかかる恐れがあります。

しかし、ほうれん草は他の栄養価が高いため、決して与えてはいけない野菜ではありません。

与えるときは少量にするのがおすすめです!!

結論

結局はバランスよく色んな野菜を与えることが大事になってきます。

彩りよく色んなものを食べると健康になるのは、人間もトカゲも一緒ですね。

まとめ

というわけで、今回は私がフトアゴヒゲトカゲのお迎えに至った経緯と魅力についてお話させていただきました。

皆さんのおうちにも小さな恐竜をお迎えしてみてはいかがでしょうか。

きっとワクワクした毎日が送れますよ!!!!

それでは、また!!!

またねーーーー

You May Have Missed