
こんにちは、そーちゃんです。
昨今、SNSやメディア媒体などで”フクロモモンガの魅力”が世間に大々的に知れ渡るようになってきました。
かくいう私も、SNSの動画を通してフクロモモンガの飼育を始めたうちの一人。
しかし、お迎えしてから分かったのですが、フクロモモンガの飼育情報や魅力については、まだまだ世間に知られていないことが多いんですよね。
特に、フクロモモンガは”人に懐きやすい生き物”ということを知らない方は多いのではないでしょうか。
ということで今回は『フクロモモンガに懐いてもらうにはどうすれば良いか?』をテーマにして、皆さんにもわかりやすくお話ししていこうと思います。
実は、フクロモモンガに慣れてもらうためには、『匂いを覚えてもらうこと』と『おやつを通してコミュニケーションを図ること』がめちゃくちゃ重要なんです!
この記事では、フクロモモンガに慣れてもらう方法と、コミュニケーションをとるのに使用する”オススメのおやつ”を紹介していきます。
後半には、オススメのおやつのリンクも掲載しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
フクロモモンガって懐く生き物なの?

初めにお伝えしますが、フクロモモンガは『とても人に懐きやすい生き物』です。
では一体、なぜフクロモモンガは人慣れしやすいのでしょうか。
その秘密は、フクロモモンガの『本能的なライフスタイル』にあります。
実は、フクロモモンガは野生下では”群れ”を作って生活する生き物。
”群れを作って生活する”ということは、すなわち『本能的に”社会性”が備わっている』ということなんです。
一般的に、”社会性”が備わっている生き物は、ペットとして人間になつきやすいと言われています。
具体的には、犬や猿、ゾウ、イルカなどは群れを作って生活する生き物なのですが、動物園や水族館で”人慣れしている様子”を頻繁に見ることが出来ますよね。
なぜ彼らが人慣れしているのかというと、『”社会性がある”ということは、”人間に対しても仲間意識を持ちやすい”という傾向にあるから』なんです。
話を戻すと、フクロモモンガも犬や猿と同じように”社会性がある”ため、飼い主である人間に対して”仲間意識”を持って、よく懐いてくれるというわけです。
もちろん、フクロモモンガにも個性はあるので、一概に『全個体が人に懐く』とは言えませんが、いずれにせよ、”社会性のない生き物よりは、確実に懐きやすい”と言えるでしょう。
では、具体的に『どうやったらフクロモモンガと仲良くなれるのか・懐いてもらう方法』についてお話ししていきます。
フクロモモンガに懐いてもらう方法3選

それでは早速、『フクロモモンガと仲良くなる・懐いてもらう方法』についてお話しします。
私自身が色々調べたり、一年以上飼育して分かった経験から得られた知見をもとに”本当に重要なポイントを3つ”に絞ってまとめてみたので、皆さんもぜひトライしてみてくださいね。
1.ファーストステップは匂いを覚えてもらうこと!

フクロモモンガは、視覚より”嗅覚”が発達している生き物。
仲間を判別する際もエサを探すときも、縄張りを主張するときも、基本的には”匂い”を嗅いだり、”自分の匂いをつける”のが、フクロモモンガの特徴です。
そのため、私たち人間に慣れてもらうにも、まずは『”私たちの匂い”を覚えてもらって安心してもらうこと』が、第一歩目になります。
匂いを覚えてもらうポイント
- 飼い主の匂い付きアイテムをケージやポーチの中に入れる
例:使用済みのTシャツ・枕・布団の切れ端やハンドタオルなど - 毎日少しずつ声をかけたり、手を近づけて存在に慣れてもらう
フクロモモンガに匂いを覚えてもらうには『私たちの匂い付きアイテム』をケージや寝床となるポーチの中に入れるのが、一番の近道です。
具体的には、私たちの匂いが強くついているアイテムである、『よく着ている服・枕・布団などの切れ端』を入れるのが非常に有効的。
私自身、フクロモモンガをお迎えしてから半年間、自分の着れなくなった服や枕カバーの切れ端を寝床のポーチの中に入れ続けた結果、今ではすっかりベタ慣れになってくれました。
また、毎日の声かけや手をゆっくりと近づけて匂いを嗅いでもらうことも効果テキメン!
何にしても、フクロモモンガと”最短”で仲良くなりたいのであれば、とにかく”匂いを覚えてもらう努力”を意識してくださいね。
📌 注意:香水や柔軟剤の強い匂いはフクロモモンガを飼育する上で絶対にNG。人工物の強い匂いはフクロモモンガにとって大きなストレスになってしまうため、私たちの自然な匂いで覚えてもらうことが大切です。
2. なるべく怖がらせないことを意識しよう

フクロモモンガは”人間に対して仲間意識を持ちやすい”とはいえ、もともと臆病な性格をしているため、私たちが急な動きをしたり、大きな物音を発してしまうと、驚いたり怯えてしまうことがあります。
一度、恐怖心も持たれてしまうと、それを取り除くところから”仲良くなるステップ”が始まるため、フクロモモンガ懐いてくれる速度も遅くなってしまう…
そうならないためにも、”極力フクロモモンガが怖がらないような行動”を心がけなければなりません。
結局のところ、信頼関係を築くには『安心できる存在』だと思ってもらうことが第一歩です。
具体的なポイント

- 無理に触らない:自分から近づいてくるのを待つ
- ゆっくりとした行動を心がける:驚かせる原因になる
- 静かな環境で接する:安心できる空間を作る
フクロモモンガと関わるときは、”とにかく驚かせない・怖がらせない”ように意識することが最重要!
具体的には、『嫌がっているときに無理やり触らない』『”急な動き”をして驚かせない』『静かな環境を整える』など、とにかくフクロモモンガに気を遣った”思いやり溢れる行動”を心がけなければなりません。
特に『”急な動き”をしない』ということはぜひ覚えておきたいポイントで、私の経験上『急な動きで驚かせてしまい、威嚇されてしまう』ことは非常に多く、お迎えしてから数週間はそれが原因で”距離を取られてしまう”なんてことが多かった記憶です。
正直、フクロモモンガからすれば、私たち人間は初見では”自分より大きい怖い存在”でしかないため、とにかく”細心の注意を払った思いやりのある行動”を心がけてくださいね。
📌 コツ:手を入れるときは、手のひらを下にして”ゆっくり”差し出すと警戒心を和らげやすいです。
3. おやつタイムでコミュニケーションを図ろう!

フクロモモンガは甘い食べ物がとても大好きな生き物!
そのため、フクロモモンガとコミュニケーションをとる際には、”おやつをあげながら”触ったり撫でたりすることで、”警戒心が解かれた状態”を作ることができます。
ちなみに我が家では、お迎えしてから一年が経過した今でも、おやつをあげながら撫でたりすることが多いです。
また、おやつをあげることを通して『飼い主=いいことをしてくれる存在』と覚えてもらうことで、フクロモモンガと長期的に仲良くなることも目指してくださいね!
ポイント

- 指やスプーンから直接与えると距離が縮まりやすい
- 与えすぎず、特別な時間として利用する
フクロモモンガにおやつをあげる際は、指やスプーンなど”私たちの身体に近い場所”から与えることで、彼らとの距離が縮まりやすくなります。
ただし、おやつを食べているフクロモモンガが可愛いからといって、ついついあげ過ぎてしまうのには要注意!
与え過ぎてしまうと、おやつの時間に特別感がなくなり、コミュニケーションが取りづらくなってしまったり、フクロモモンガの肥満の原因となってしまうので、くれぐれも気をつけましょう。
糖分の多いおやつは与えすぎると肥満や病気の原因になるため、「ご褒美」として少量だけにしましょう。
では、フクロモモンガが大好きなおやつとはいったい何なのでしょうか。
次は『フクロモモンガの個人的オススメおやつ』を独断と偏見で皆さんに紹介していきます。
【完全私見】フクロモモンガのオススメおやつTOP5

それではいよいよ、皆さんお待ちかねの『フクロモモンガのオススメおやつ』についてお話ししていきます。
ここで紹介するおやつは、どれもフクロモモンガの大好物なので、おやつ選びに困っているという方はぜひ参考にしてみてくださいね!
ランク | おやつ名 | 特徴 | 与え方のポイント |
---|---|---|---|
1位 | ヤミツキコオロギ | 高タンパクで野生の食生活に近い | 冷凍や乾燥タイプを利用。与えすぎ注意 |
2位 | ヤギミルクボーンタブレット | カルシウム補給に最適 | 少量をおやつ感覚で。歯や骨の健康維持 |
3位 | ドライフルーツ | 甘くて香りが強く好まれやすい | 無添加タイプを選び、少量だけ与える |
4位 | ミルク | 消化吸収が良い | 専用のペット用ミルクを与える。人間用はNG |
5位 | フィッシュスティック | タンパク質源で嗜好性も高い | 小さくちぎって与える。塩分控えめタイプを選ぶ |
5位.フィッシュスティックは嗜好性が高くて与えやすい!

まず紹介したいのは、フクロモモンガのおやつで最も人気があるのではないか、と個人的に思っている”フィッシュスティック”というおやつ!
フィッシュスティックは、白身魚のすり身が主原料となっているため、タンパク質が豊富に含まれている、おやつとして”非常に完成度が高い”商品となっているのがポイント。
さらに、このおやつは”嗜好性が高い”というのも人気の秘訣で、一度フクロモモンガに与えると”なかなか飽きることがなく”、長期間”主力のおやつ”として使用することができます。
かくいう我が家のフクロモモンガも、フィッシュスティックが大好物で、お迎えしてから一年が経過している今でも、変わらずに大好物として食べ続けてくれていますよ!
正直、5位に置くのが勿体無いくらい最高のおやつなので、気になる方はぜひ試してみてください!
4位.ミルクは飲んでる姿が愛しい、消化吸収の良いおやつ!

次に紹介するのは、私自身フクロモモンガのおやつとして”こよなく愛している”『ミルク』です。
フクロモモンガにとって、ミルクは『赤ちゃんの頃から飲んできた大好物』ということもあり、とにかく嗜好性が抜群のおやつ!
また、栄養満点、消化吸収が早いということもあり、”一般的なフクロモモンガのおやつ”よりも罪悪感なく与えられるのも嬉しいポイントです。
そして、このミルクの最大の魅力は『飲んでいる姿がとにかく可愛い』ということ。
通常、ミルクを与える際は、スポイトを使ってフクロモモンガに舐めてもらうことが多いのですが、その”ペロペロ舐めている姿がめちゃくちゃ可愛い”んですよね!
正直、フクロモモンガにミルクを与えるときにしか得られない栄養素があるので、それ目当てで毎回与えているのが本音です(笑)
めちゃくちゃオススメのおやつなので、皆さんも是非一度試してみてください!
3位.ドライフルーツは甘くて香りも良い、大人気のおやつ!

フクロモモンガは、野生下で”果実や樹液”を主食にしていることからも分かる通り、ドライフルーツなどの自然由来のおやつが大好物な生き物!
もちろん、ドライフルーツには砂糖が添加されているので、完全に自然由来というわけではありませんが、それでも果実が大好きなフクロモモンガにとってはたまらないご馳走なんですよね。
ただし、ドライフルーツは他のおやつに比べて、かなり甘い傾向にあるため、くれぐれも与えすぎには注意しましょう。
ちなみに我が家では、こんな感じのドライフルーツを与えているのですが、毎回与える度に手から奪い取ってくるほど、大好物中の大好物になっています(笑)
ドライフルーツは色んな種類があるので、なるべく無添加なものを選ぶよう意識しながら探してみてくださいね。
2位.ヤギミルクボーンタブレットはカルシウム補給に最高!

先ほど紹介しましたが、フクロモモンガは”甘い食べ物が大好物”な生き物のため、甘いおやつがとにかく大好き!
そんなフクロモモンガにピッタリなのが、この『ヤギミルクボーンタブレット』!
『ヤギミルクボーンタブレット』はその名の通り、”ヤギのミルクをタブレット状に固めたおやつ”なのですが、私たち人間が食べても『甘くて美味い!』と感じるくらいの激ウマ商品なんです。
我が家のフクロモモンガも、この『ヤギミルクボーンタブレット』が大好きで、3日に1度くらいのペースで与えていても全く飽きずに食べてくれています。
また、ヤギミルクボーンタブレットの最大の魅力は『カルシウム補給』という栄養補助の側面も持ち合わせていること!
このおやつにはカルシウムが豊富に含まれているため、日常の食事で不足しがちな栄養素を補給することが本当に嬉しいポイントなんです。
そんな食い付い抜群でカルシウムも豊富な『ヤギミルクボーンタブレット』、皆さんも是非試してみてくださいね!
1位.ヤミツキコオロギの”ヤミツキ具合”はすごい!タンパク質も豊富!

フクロモモンガのおやつ界隈で個人的にNo. 1だと思っているのが、この『ヤミツキコオロギ』という商品です。
『ヤミツキコオロギ』はその”ヤミツキ”という名に恥じないくらい、フクロモモンガが抜群の食いつきを見せる、コオロギが主原料となっているおやつ!
フクロモモンガが野生下では、昆虫も主食にしていることからも分かる通り、フクロモモンガとコオロギ由来のおやつの相性は本当に抜群なんですよね。
しかも、『ヤミツキコオロギ』にはフクロモモンガに不足しがちな”タンパク質”が豊富に含まれているため、おやつをあげながら栄養補給をすることが可能なのも注目ポイント!
私自身、フクロモモンガのおやつは色んな商品を試してきたのですが、正直食いつきと栄養の両面において、この『ヤミツキコオロギ』に勝るおやつはないんじゃないかと思っています。
フクロモモンガを飼育している方やこれからお迎え予定の方には、”必ず”試して欲しい商品なので、是非購入してみてください!
まとめ

今回は、フクロモモンガに慣れてもらうコツと、コミュニケーションに使用するオススメのおやつをランキング形式にして紹介しました。
正直、フクロモモンガは見た目の可愛さはもちろん最高なのですが、それ以上に『ここまで懐くの?』ってくらい人慣れする生き物なので、世間にもっと彼らの魅力が知られて欲しいなと思ってこの記事を作成した次第です。
また、なかなかフクロモモンガのオススメおやつについてまとめている記事も少ないので、この記事がおやつ選びに困っている方の助けになることを願っています。
このサイトでは、フクロモモンガやその他ペットの情報を定期的に発信していきますので、気になる方は是非今後もチェックしてみてくださいね!
コメント