こんにちは、そーちゃんです。

今回は爬虫類好きの皆さん、フトアゴヒゲトカゲを飼い始めたばかりの初心者さんにも役立つ記事をお届けします。
この記事では、フトアゴヒゲトカゲの健康的な食事について詳しく解説していきます。
「何をあげればいいの?」「どれくらいの頻度で?」「果物ってOK?」など、よくある疑問にもバッチリお答えしますよ!
フトアゴヒゲトカゲの食性は?雑食だけどバランスがカギ!

フトアゴヒゲトカゲは雑食性のトカゲで、昆虫や野菜、果物など、いろんなものを食べます。
ですが、成長段階によって必要な栄養バランスが変わってくるので、「何を」「いつ」「どれくらい」あげるかがとっても大事なんです。
年齢別:フトアゴヒゲトカゲのごはんバランス早見表
🐣 ベビー期(0〜6ヶ月)

- 昆虫多め!昆虫8:野菜2
- 1日2〜3回に分けてあげる
- コオロギやデュビアローチの小さいサイズを与える
- 成長が早い時期なので、カルシウム補給は毎日必須!
🐾 ジュブナイル期(6ヶ月〜1歳)

- 昆虫と野菜を半々に 昆虫5:野菜5
- 食事回数は1日1〜2回に
- 少しずつ「野菜中心」の給餌にシフトしていこう!
🦎 アダルト期(1歳〜)

- 野菜メイン!野菜7〜8:昆虫2〜3
- 肥満になりやすいので昆虫のあげすぎ注意!
- 餌は毎日〜2日に1回でもOK
昆虫編:おすすめの虫たち
- コオロギ(フタホシコオロギ、ヨーロッパイエコオロギ)
- デュビアローチ(栄養価◎、におい少なめ)
- ミルワーム、ハニーワーム(おやつ感覚で)
- シルクワーム(たまのご褒美に◎)
📝注意!
- 与える前にガットローディング(昆虫に栄養価の高いエサを食べさせる)をしておくとGOOD!
- 必ずフトアゴの目の間より小さいサイズの昆虫を選びましょう!
- フタホシコオロギとヨーロッパイエコオロギの違いは下にまとめてあるので参考にどうぞ!
🦗 フタホシコオロギ vs ヨーロッパイエコオロギ 比較表
項目 | フタホシコオロギ | ヨーロッパイエコオロギ(イエコ) |
---|---|---|
✅ 見た目 | 茶色でやや大きく、模様あり | 細身で淡い茶色、小ぶりでスマートな体型 |
✅ サイズ展開 | やや大きめ(特に成虫) | 小さいものから成虫まで、サイズ展開が豊富 |
✅ 運動量 | やや少なめで扱いやすい | 非常に活発でジャンプ力あり |
✅ 鳴き声 | 大きくてうるさい(特にオス成虫) | 比較的静か、鳴き声は控えめ |
✅ 栄養価 | タンパク質・脂肪ともに多め(太りやすい) | タンパク質多め、脂肪はやや少なめ |
✅ 飼育のしやすさ | 暑さにやや弱い(25℃前後推奨) | 比較的丈夫で環境適応力が高い |
✅ におい | やや強め(特に多頭飼いで発生) | 少なめで管理しやすい |
✅ 成長スピード | 早め(温度が高いと一気に成虫に) | フタホシよりはややゆっくり |
✅ 値段 | 少し安いことが多い | 少し高め(高品質として扱われる) |
✅ 食いつき | フトアゴによって好みが分かれる | 小柄で食べやすく、多くの個体に人気 |
🔍 ざっくりまとめると…
- フタホシコオロギは体が大きく、栄養価が高い分、短期間で太らせたいベビーやジュブナイル向き。ただし暑さやにおい、鳴き声がネックになることも。
- ヨーロッパイエコオロギ(イエコ)は扱いやすく、においも少なく、鳴き声も控えめ。アダルトや長期飼育向きの安定型として人気です。
🦎 飼育者の選び方アドバイス
- ✅ 静かな環境で飼いたい人 → イエコがおすすめ
- ✅ 育ち盛りで栄養価重視 → フタホシもあり
- ✅ 初心者・室内飼育 → イエコから始めるのが無難
野菜編:健康サポートに欠かせない!

- 小松菜
- チンゲン菜
- カブの葉
- モロヘイヤ
- 豆苗、水菜など
🥬ポイント!
・色んな野菜をバランス良く与えましょう。
・レタス類(特にアイスバーグレタス)は水分だけで栄養が少ないのでNG。
・しっかり洗ってから、細かく刻んで与えましょう。
果物編:ごほうびにちょこっとだけ

- イチゴ
- バナナ
- リンゴ
- キウイ
- ブルーベリー など
🍓果物は糖分が多いので週1〜2回のおやつ程度にしておくのがベター。
🦎 フトアゴヒゲトカゲのおすすめ餌まとめ表(保存版)
分類 | 餌の名前 | おすすめ度 | ポイント・注意点 |
---|---|---|---|
🐛 昆虫類 | コオロギ(イエコ、フタホシ) | ★★★★★ | 主食にぴったり。ガットローディング必須。サイズに注意。 |
デュビアローチ | ★★★★★ | 栄養価◎、においも少なく扱いやすい。フトアゴも大好物。 | |
ミルワーム | ★★☆☆☆ | 脂肪分多め。おやつ感覚で。与えすぎNG。 | |
ハニーワーム | ★★☆☆☆ | 高脂肪で甘みあり。週1くらいのご褒美向け。 | |
シルクワーム | ★★★★☆ | 消化が良くて栄養価も高め。たまに与えるのがおすすめ。 | |
🥬 野菜類 | 小松菜 | ★★★★★ | 毎日OK。カルシウムも豊富でバランスがいい。 |
チンゲン菜 | ★★★★☆ | 小松菜と並ぶ人気野菜。葉が柔らかく食べやすい。 | |
カブの葉 | ★★★★☆ | 栄養価◎、入手できるなら積極的に使いたい。 | |
モロヘイヤ | ★★★★☆ | 栄養たっぷりだけど粘りがあるので混ぜて使うのがおすすめ。 | |
豆苗、水菜 | ★★★★☆ | 食感がいい。飽き防止にローテーションで活用。 | |
サラダ菜、リーフレタス | ★★★☆☆ | 基本はOKだが、栄養は少なめなので他の野菜と組み合わせて。 | |
アイスバーグレタス | ☆☆☆☆☆ | 水分ばかりで栄養なし。基本はNG。 | |
🍓 果物類 | イチゴ | ★★★☆☆ | 糖分多めなのでおやつ程度に。刻んで少量を。 |
バナナ | ★★☆☆☆ | 高糖質・高カロリー。週1くらいが目安。 | |
リンゴ | ★★★☆☆ | 皮をむいて小さくカット。たまのお楽しみに。 | |
ブルーベリー | ★★★★☆ | ビタミン豊富で人気高し。与えすぎには注意。 | |
キウイ、パパイヤ | ★★★☆☆ | 酵素も豊富。少量であればOK。 |
📌 補足メモ:
- 昆虫にはカルシウムパウダーをふりかけるのを忘れずに!
- 野菜は基本的に「生」で、細かく刻んで与えましょう。
- 果物は週1〜2回、おやつ感覚で。
サプリメントもお忘れなく!
フトアゴの健康管理に欠かせないのが、カルシウムとビタミンのサプリメント。
- ✅ カルシウム(ビタミンD3なし):毎日の昆虫にパラパラ
- ✅ カルシウム(ビタミンD3入り):週1〜2回だけ
- ✅ マルチビタミン:週1回目安
特に室内飼育だと紫外線不足になりやすいので、ビタミンD3は上手に取り入れていきましょう。
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餌やりのちょっとしたコツ
✔ 食べ残しは早めに片付けて衛生管理を徹底しましょう。
✔ 生きた昆虫は放置すると、フトアゴヒゲトカゲを噛んでしまうことがあり、怪我の原因になってしまいます。食べきれる量を与え、食べきれなかった分はすぐに回収しましょう。
✔ 食欲が落ちたら、温度や湿度が合っていない可能性や、脱皮前、体調不良のサインの可能性があるので要チェック!
まとめ

フトアゴヒゲトカゲは、日々の食事管理がそのまま健康状態に直結する繊細な生き物です。
年齢に合った食事バランスを心がけることで、元気で長生きしてくれます。
いろんな野菜や果物を試しながら、「これ好きなんだ!」という発見もあるかもしれませんよ♪
📌 あなたのフトアゴの好きな食べ物は?
コメントでぜひ教えてくださいね!
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