フクロモモンガは懐く生き物!仲良くなる方法とやっちゃいけないNG行動を徹底解説!

フクロモモンガ

こんにちは、そーちゃんです。

クリクリした目にキラキラした瞳、モフモフした毛並みに愛嬌のある仕草…

そして、その小さな身体で跳び回るフクロモモンガに惹かれる方はとても多いはずです。

しかし、多くの方はフクロモモンガをお迎えしたくても、

「本当に仲良くなれるのか?」

「フクロモモンガって人慣れしないんじゃないか?」

と不安に思っていると思います。

安心してください!

フクロモモンガは、犬や猫と同じくらい「ベタ慣れになる賢い生き物」なんです。

ということで、今回は生き物飼育を始めて15年、フクロモモンガの魅力をXでも投稿している私が、フクロモモンガをベタ慣れにする秘訣についてお話ししていきます。

この記事を見れば、フクロモモンガの賢さについて知ることはもちろん、仲良くなる方法や、やってはいけないNG行動も紹介しているため、お迎えした際もスムーズに距離を縮めることができますよ!

後半になるにつれて重要度が増していくので、是非最後まで見てくださいね!

フクロモモンガは賢い=ベタ慣れする

実は動物の賢さは、人に慣れるか慣れないかに直結します。

賢ければ賢いほど、人慣れする可能性が高くなり、賢くなければ人慣れは難しいでしょう。

しかし、フクロモモンガはとても賢い生き物なので、人慣れする可能性はとても高いんです!

フクロモモンガは意外と賢い!

フクロモモンガの脳は小さいながらも、意外と学習能力が高く、飼い主の声や匂いを覚えたり、さらには簡単なトリックを覚えたりすることもあるほどです。

具体的には、名前を呼ばれると反応したり、おやつがもらえる場所を記憶していたりするんです

我が家のフクロモモンガも、おやつのタイミングや場所を完全に覚えていて、決まった時間に寝床から出てきて、手の上に乗っておやつが欲しいアピールをしてきます(笑)

めちゃめちゃ可愛いですよね!

また、野生下では群れで生活する動物のため、社会性を持っており、仲間とコミュニケーションをとることが上手なことでも知られています。

猿、犬、ゾウなどの賢いと言われる生き物は、大抵群れで生活していますよね。

社会性があること=「社会的知能」が高いということなので、この点からもフクロモモンガの賢さが分かるかと思います。

フクロモモンガと人間の賢さは違う!

しかし、「賢い」といっても、人間のように論理的思考ができるという意味ではありません

どちらかというと、生きるための知恵や、環境に適応する能力が高いという意味合いなので、計算ができたり、喋ったりすることはありません。

ただ、賢いことに間違いはないので、ご安心ください!

ということで、次は「ベタ慣れにするにはどうすればよいか」を紹介していきます。

フクロモモンガのベタ慣れの秘訣3選

フクロモモンガをベタ慣れにするには様々な方法があります。

しかし、たくさん紹介しても

「結局、何をやればフクロモモンガがベタ慣れになるのか分からない」

という方が多いかと思います。

ということで今回は、私が特におすすめする方法を3つに絞って紹介していきます!

飼い主の匂いを覚えてもらおう!

フクロモモンガは群れで暮らす動物のため、仲間の匂いを覚えて区別する力が発達しています。

基本的に、飼い主のことも匂いで覚えているため、私たちの匂いを早く覚えてもらうことはベタ慣れの第一歩と言えるでしょう。

では具体的にどのような方法で匂いを覚えてもらうのでしょうか。

服や布団の切れ端を寝床に入れる

フクロモモンガは、1日の半分以上を寝床で過ごしています。

「じゃあ、匂いを覚えてもらうなんて難しい」

と思うかもしれませんが、逆に言えば、寝床に飼い主の匂いがついているものを置いておけば、1日の半分以上の間、飼い主の匂いを覚えてもらうチャンスができるということです。

私の場合はお迎えしてからしばらく、布団・枕カバー・古い寝間着を切り取って、寝床の中に定期的に入れ続けていました

その結果、半年後には撫でさせてくれるのはもちろん、手に乗ってきておやつを食べるようにまでなりったんです。

もちろん個体差はありますが、早く慣れさせるための必須テクニックといえますね!

フクロモモンガ専用のポーチに入れて一緒に行動!

飼い主の匂いを覚えてもらう、もう一つの方法は、「フクロモモンガ専用ポーチ」を購入することです。

家事や散歩などの間、この専用ポーチにフクロモモンガを入れて一緒に行動するだけで、匂いを覚えてもらえる確率はグッと上がります

そもそも、フクロモモンガは有袋類のため、赤ちゃんのときはお母さんのお腹にある、袋に入って生活を送っています。

そのため、フクロモモンガにとって、ポーチの中はまるでお母さんの袋のような感覚がして、とても安心して過ごしてくれるんです!

その上、飼い主の洋服や身体との距離が近く、匂いを強く感じられるので、慣れてくれるスピードも速くなります

まさに一石二鳥ですね!

おすすめのフクロモモンガ専用ポーチのリンクは下に貼っておくので、良かったら購入してみてください。

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フクロモモンガへの声かけは「高くて優しい声」で!

フクロモモンガへの声かけは、「ちょっと高めで優しい声」を意識しましょう。

フクロモモンガは高い音や柔らかい音をよく聞き取る生き物のため、「高めで優しい声」で声かけを行うと、「あ、いつもの安心できる人だ!」と認識してくれるようになるんです!

逆に低くて大きい声だと、「敵が来た!」って思ってビックリしたり警戒してしまうことも…

また、「○○ちゃ〜ん!」みたいに、少し語尾が上がる感じで名前を呼んであげると、耳をピクピクさせたり、こっちをチラッと見て反応してくれることもあるので試してみてくださいね。

ちなみに、名前は「2〜3音くらいの短さ」がおすすめです!

短い名前の方が、呼ばれていることを意識しやすいため、名前に反応する確率が高くなりますよ。

我が家のフクロモモンガには「もも」と名付けており、最近は「もも~」と呼ぶと結構な頻度で反応してくれるようになりました。

名前が「もも」って安直すぎる気もしますが…(笑)

撫でるときはタイミングと優しさが重要!

フクロモモンガを撫でるときは、「いかにストレスを感じさせないか」が鍵になります。

そのためには、できるだけ優しく撫でることはもちろんのこと、撫でるタイミングがとても重要になってきます。

撫でるタイミングが悪いと、噛まれたり嫌われたりしてしまうことも…

ここでは撫でるのに適切なタイミングを紹介します。

寝床やポーチにいるときは狙い目!

フクロモモンガが寝床やポーチで寝ぼけていたり、リラックスしてるときは撫でるチャンスといえるでしょう。

最初は手をそーっと入れて、指先で優しくツンツンくらいから始めるのがおすすめです。

いきなり撫でてしまうと、怖がってしまうことがあるので注意しましょう。

慣れてくると、手で包んだり、わしゃわしゃ撫でても落ち着いていてくれるようになりますよ。

おやつタイムは絶好のチャンス!

フクロモモンガと仲良くなる上でおやつは非常に重要です。

特に手から直接おやつをもらうことで、フクロモモンガは「この人は安全で、いいことがある存在だ」と認識してくれるようになります。

最初はおやつを持った手をゆっくりと近づけていき、人間の手の存在と匂いに慣らすことから始めていきます。

落ち着いておやつを食べるようになったら、そっと撫でてあげましょう。

あくまでも、ゆっくりと関係を縮めることがポイントです!

フクロモモンガのおすすめのおやつについては、こちらの記事で詳しく解説しているので読んでみてください!

フクロモモンガのおやつ選びのポイントと最強のおやつをランキング形式で紹介! – そーちゃんと小さな家族たち。

フクロモモンガが嫌いなNG行動は2つ!

ここまでは、フクロモモンガと仲良くなる方法について解説してきましたが、続いてはNG行動についてです。

これから話すNG行動をしてしまうと、どんなに頑張って仲良くなろうとしても、かなりの確率で嫌われてしまって、距離が縮まっていきません。

正直、仲良くなることよりも、嫌われないことが何倍も重要なため、是非最後まで見てくださいね!

匂いの強い洗剤や消臭剤はダメ!

フクロモモンガがいる部屋で匂いの強い消臭剤を使ったり、香水や柔軟剤などが使用された、匂いの強い衣服を着用するのはやめましょう。

フクロモモンガは嗅覚がとても敏感なため、人工的な香料や強い化学臭は、縄張り意識の強さも相まって「不自然で不安な匂い」と感じられて、ストレスを与えてしまう原因となってしまいます

また、フクロモモンガは匂いで仲間や飼い主を識別しているため、私たちの服や手から強い香料の匂いがすると、混乱したり警戒してしまうことも…

そのため、フクロモモンガと暮らすのであれば、なるべく無香料の洗剤や柔軟剤を使ってあげるなどの配慮が必要です。

とにかく「匂いは控えめに」が鉄則!

フクロモモンガにとって安心できる「匂いの環境」を整えることが、信頼関係の第一歩です!

急な行動や大きな音はNG!

フクロモモンガはとても警戒心が強く、驚きやすい性格をしています。

フクロモモンガは自然界では小さな捕食動物のため、急な動きや大きな音=「敵が来た!」と本能的に反応し、強いストレスを感じてしまいます

私たちがせっかく築いた信頼関係も、びっくりさせてしまうことで一気に後退することがあり、場合によっては噛まれたり逃げられたりすることも…

そのため、フクロモモンガと暮らす際は「ゆっくり・静かに・穏やかに」を意識するようにしましょう。

例えば、撫でたいときは、まず「○○~」と声かけを行い、フクロモモンガがこちらを見ていることを確認してから、ゆっくりと正面から手を近づけていきましょう

私たちの行動に対して、常にフクロモモンガが予測して安心できるように、行動してあげることがポイント!

私たちの日々の動作や接し方を「ゆっくり・静かに・穏やかに」に意識することが信頼への近道ですよ。

まとめ

今回はフクロモモンガと仲良くなる秘訣とやってはいけないNG行動について解説しました。

フクロモモンガはとても繊細で賢い生き物のため、しっかりと知識を持って、愛情深く接してあげることがとても大事です。

このブログでは、フクロモモンガについての記事を他にも出しているので、気になった方はチェックしてみてください。

最高のフクロモモンガLIFEを送りましょう!

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