リクガメの飼育に必要なのはこれだ! 飼育のポイントや飼育用品を徹底解説!
こんにちは、そーちゃんです。
私が爬虫類や小動物の飼育に本格的にのめり込んだきっかけは、リクガメと出会ったことでした。
リクガメって本当に可愛いんです!
特に可愛いのは、その食事シーンと歩く姿!!!
小さな口を目いっぱい大きく開けて、餌である葉っぱや果物に三角の噛み跡を残しながら、勢いよくがっつくその姿を見ていると、普段味わえぬ非日常な幸せに包まれます。
また、”えっちらおっちら”と一生懸命に手足を動かしながら、芸術的で丸い甲羅が進んでいくその光景は、それだけで1つのアートを見ているような気分になり、充足感に満たされていきます。
こんな魅力を聞いたら、皆さんもリクガメを飼育したくなりますよね!!!
そんな皆さんのために、今回はリクガメの飼育方法や注意すべき点などについてお話ししていきます。
リクガメ飼育のポイント
リクガメを飼育する際は必ず押えて欲しいポイントです!
温度
リクガメは変温動物であり、周囲の温度変化に弱いため、ヒーターやライトで常に適温を維持しつつ、夏は冷房をいれるなどの徹底した温度管理が必要になります。
リクガメの種類によって適温は変わるため、ショップの店員さんなどに聞いてみましょう。
湿度
リクガメの飼育には湿度管理も必要であり、湿度が高すぎたり、低すぎたりすると甲羅の形が変形してしまう恐れがあります。
綺麗な甲羅を維持するためには、徹底した湿度管理が必要になります。
こちらも適湿がリクガメの種類によって異なるので、ショップの店員さんに聞いてみてください。
紫外線
リクガメは普段、太陽光に含まれる紫外線を浴びることによって、様々な恩恵を得ています。
詳しくは後ほどお話しますが、紫外線を浴びないと甲羅の形成に大きな影響が出ますので、何らかの形でリクガメが紫外線を浴びれる環境作りをしましょう。
餌やり
毎朝、必ず新鮮な餌を与えて、夜には回収する必要があります。
餌は小松菜やチンゲン菜などの野菜やサボテンの葉などをバランスよく与えてください。
シュウ酸を含むほうれん草や、糖分を多く含むバナナなどの果物は与えすぎると、体調を崩す要因になるので、程々に与えるようにしましょう。
ただし、玉ねぎやニンニクなどの刺激物は絶対に与えないでください。
飼育用品
続いて、リクガメ飼育に必要な用品の紹介です。
ケージ
リクガメを飼育する際には、少し大きめなケージが必要となります。
リクガメはケージの中を歩き回ることでしか運動が出来ないので、必然的に大きなケージで歩く面積を広くとってあげる必要があります。
私の場合は、比較的小型のリクガメである「ヒガシヘルマンリクガメ」を飼育しているのですが、それでも横90cm ×縦45cmのケージを使用しています。
90×45というとかなりの大きさのケージとなるため、飼育スペースをしっかり確保できる方でないと飼育は難しいかもしれません…
私の使用しているケージはこちら!
ライト
リクガメの飼育には2種類のライトが必要となります。
1つ目は、紫外線(UVB)ライト。
リクガメは紫外線を浴びることで体内で、カルシウムの吸収を促進するビタミンD3を生成しており、その吸収したカルシウムが甲羅の成長には欠かせないんです。
つまり、リクガメの飼育には紫外線を浴びさせることが必須となってくるわけです。
2つ目は、バスキング(UVA)ライト。
これは、簡単に言うと身体を温めるために必要なライトです。
身体が暖められると食欲が増したり、消化が良くなる等の効果があるため、設置しておくことをおすすめします。
ちなみに、私は紫外線ライトとバスキングライトの両方を兼ね備えている、このライトを使用しています!
ヒーターと温度計
先程、ライトの方でもお話ししたのですが、リクガメやその他爬虫類全てにとって、身体を暖かい状態で保つことは非常に重要です。
ケージ内の温度が適温より下がると、リクガメの体温も下がってしまい、身体の機能や活動が低下してしまいます。
身体の機能や活動の低下は、リクガメにとって大きな負担となるため、ヒーターと温度計を使ってケージ内を常に暖かい状態(適温)に保っておくことが重要なのです。
もちろん、暖かすぎると生命の危機に瀕してしまうことがあるので、温度計を使ってケージ内を常に一定の温度(適温)に保ってあげましょう。
何度も言いますが、必ず適温です!!!
私はこちらの2種類のヒーターと温度計を使用しています。
ケージの上部に設置するヒーターはこちら!
ケージの下部に設置するパネルヒーターはこちら!
温度計(湿度も見れる優れもの)はこちら!
床材
床材にはたくさん種類がありますが、リクガメの足腰を鍛えるためには、四肢が踏ん張れるようにバークチップやハスクチップなどの堅い床材が必要になります。
四肢が踏ん張れる床材がないと、だんだんと足を引きずるように歩くようになってしまい、甲羅の形が変形してしまう要因となります。
また、リクガメ飼育において欠かせない湿度管理にも床材が役に立ちます。
湿度を保持するためには、土の床材(ソイル)を使用するのが効果的で、水分を吸収して蒸発を防いでくれます。
私の場合、下にソイルを敷き、その上にバークチップを敷くことで、リクガメの足腰と湿度の両方を管理しています。
おすすめの床材はこちら!
パークチップはこちら!
ソイルはこちら!
その他
・餌皿
・水入れ
・シェルター
・霧吹き
このあたりも必要となってきますが、それぞれ好みのケージレイアウトがあると思いますので、皆さんのセンスを発揮して選んでみてください!!!
いちいち揃えるのは面倒…
ここまでで、飼育用品は様々なものが必要になるということがお分かりいただけたかと思います。
「リクガメはお迎えしたい…、でもこんなに揃えるのは大変…」
そんな方もきっといるかと思います。
しかしご安心ください!!!
実は、リクガメの飼育セットというものが存在しているんです!!!
おすすめの飼育セットはこれだ!!!
これさえ買ってしまえば、飼育用品の心配をする必要はなく、安心してリクガメをお迎えすることができるんです。
飼育用品を選ぶのが大変な方は是非、この飼育セットの購入もご検討ください!
まとめ
リクガメはレオパードゲッコーなどの入門種に比べて、少しだけ飼育の難易度が高く、飼育用品を揃えるのも大変です。
しかし、リクガメを飼育することでしか得られない栄養素は必ずあります。
「リクガメを飼育したいけど、どうすれば…」
そんなあなたの力になれたら嬉しいです!
良きリクガメライフを共に歩みましょう!
コメントを送信