
こんにちは、そーちゃんです。
『リクガメはおとなしくて飼いやすそう…』
『草食だからエサも簡単そう!』
そんなイメージからリクガメを飼い始めたものの、”想像以上の飼育難易度の高さ”に後悔する人も少なくありません。
実のところ、リクガメ飼育は”全くの無知から”飼育を始めると苦労しますが、”飼育のポイント”さえ押さえていれば”簡単に飼育できる”んです!
ということで、この記事では
について、リクガメを実際に飼育している私の経験を交えながら、徹底解説していきます。
結論…、リクガメは『初心者でも飼えるが、覚悟が必要』!

まず、結論からお話しすると、
『リクガメは初心者でも飼育可能!ただし”簡単なペット”ではない。』
というのが私の考えです。
私自身、リクガメの飼育を始めた頃は”全くの無知”の状態だったため、様々な情報を頼りに試行錯誤を重ねて、ようやく現在の安定した飼育に至ることができました。
冒頭でお伝えしましたが、リクガメは”ポイント”さえ押さえていれば、初心者でも飼育が可能なペットです。
しかし、私のように”無知”の状態からリクガメ飼育を始めた場合、とても難易度の高いペットへと早変わりしてしまいます。
特に、以下の点を知らずに飼育を始めると、お迎えを後悔することになってしまうので、しっかりと重要なポイントを押さえておきましょう!
リクガメ飼育で”初心者が失敗しやすい”落とし穴5選

早速、リクガメ飼育で失敗しやすい”落とし穴”や”注意事項”についてお話ししていきます。
もちろん、私自身が失敗した内容も含まれており、初心者の方には”絶対押さえておいてほしい”ものばかりですよ!
① 思った以上に長生きする【最大の落とし穴】

まず押さえておきたいのが、『リクガメは長生きする』ということです。
リクガメは、どんな種類でも”最低30年以上”の寿命を持っており、長いと”100年以上”生きる種類もいるほど!
| 種類 | 寿命の長さ |
|---|---|
| ギリシャリクガメ・ヘルマンリクガメ | 30〜50年ほど |
| ヒョウモンリクガメ | 50〜70年ほど |
| ケヅメリクガメ | 50〜100年ほど |
つまり、リクガメを飼育する場合は、種類を問わず”30年以上”、つまり私たち人間が生きている時間の”1/3ほど”を共にすることになります。
そのため、リクガメを飼育する際は”生半可な気持ち”ではなく、”最後まで面倒を見る覚悟”を持って飼育を始めることが求められるでしょう。
② 成長すると意外と大きくなる

リクガメを飼育する上で、初心者にありがちな誤解として、
『お迎えした当初の”小さいまま”飼えると思っていた…』
というものがあります。
しかし、それは大きな間違いです。
実は、リクガメの多くは”甲長20cm以上”に成長していき、大きい種類では”80cm以上”にも達することもあります。
| 種類 | 甲長の目安 |
|---|---|
| ギリシャリクガメ・ヘルマンリクガメ | 20〜25cmほど |
| ヒョウモンリクガメ | 40〜50cmほど |
| ケヅメリクガメ | 60〜80cm以上 |
リクガメの中では、比較的小さい”ギリシャリクガメ”や”ヘルマンリクガメ”ですら、甲長が”20cm”以上になることを考えると、ケージのサイズも最低”60×45cm”クラスのものが必要といえるでしょう。
ちなみに、我が家ではこのような”90×45cm”のケージを使用していますが、これであればギリシャリクガメやヘルマンリクガメは問題なく”終生飼育”ができます。
リクガメのケージは最低”60×45cm”が必要! 小型のリクガメであれば、”90×45cm以上”のケージがあれば余裕を持って飼育可能!
③ 温度・湿度管理が想像以上に難しい

リクガメ飼育において、『温度・湿度管理』は非常に重要な要素です。
特に、リクガメは『変温動物※1』のため、ケージ内の温度が”そのまま”健康に直結します。
※1 変温動物とは、周囲の環境温度によって体温が変化し、自力で一定の体温を保てない生き物のことです。
そのため、リクガメにとって”最適な温度・湿度”を”正確に”把握して、管理しなければなりません。
一般的なリクガメの適正温度・湿度は以下の通りです。
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| バスキングスポット | 32〜35℃ |
| ケージ内 | 25〜28℃ |
| 湿度 | 50〜70% |
ちなみに、湿度管理に関しては、霧吹きなどで調整することができますが、温度管理に関しては『ヒーター』や『バスキングライト』といったアイテムを用意しなければなりません。
我が家では、このような『パネルヒーター』をケージの下に敷いて、上から『バスキングライト』を照射し、さらに『暖突』と呼ばれるヒーターでケージ内全体の温度管理を行なっています。
パネルヒーター
バスキングライト
暖突
また、温度管理を行う際は下の記事で紹介している『サーモスタット』を使うと非常に便利なので、気になる方は是非チェックしてみてください!
④ 紫外線ライトが必須と知らない

リクガメを飼育する上で、意外と知らない人が多いのが『紫外線ライトが”必須”である』ということ。
よく初心者の方がやってしまう間違いとしては、以下のような例があります。
まず覚えておきたいのは、リクガメは健康に生きていくために、”多量の紫外線”を必要とするため、ケージ内には”必ず”紫外線ライトを設置しなければならないということです。
実は、リクガメを始めとした昼行性の爬虫類の多くは、紫外線(UVB)を浴びることで、体内でカルシウムの吸収に必要な”ビタミンD3”を合成しています。
紫外線が不足すると、骨や甲羅が柔らかくなる『くる病(代謝性骨疾患)』を引き起こす原因になったり、甲羅の変形や発育不良につながるため、非常に危険です。
くる病とは、主にビタミンD不足によってカルシウムやリンが骨に正常に沈着せず、骨が柔らかく変形してしまう病気です。
しかし、飼育下では、自然な紫外線をリクガメに長時間浴びさせることは難しい…。
そこで、人為的に”紫外線ライト”を設置して、健康管理の補助を行う必要があるわけです。
⑤ エサは『草なら何でもOK』ではない

これもよくある勘違いですが、リクガメのエサは『草(野菜)なら何でもOK!』ではありません。
また、リクガメのエサとして紹介されている草の中でも、与えない方が良いものや、与え過ぎには十分に注意しなければならないものがあるため、私たちが正しい知識を身につけることが重要です。
リクガメのエサを選ぶときのポイントは大きく5つあるので、絶対に覚えておきましょう。
そして、これらを踏まえながら、リクガメのエサとしてよく紹介されている草(野菜)を見ると、次のようになります。
| エサ | 評価 | コメント |
|---|---|---|
| チンゲン菜 | ◎ | カルシウムが多め |
| 小松菜 | ◎ | 主食として使いたい |
| ほうれん草 | △ | シュウ酸が含まれている |
| レタス | △ | 栄養が少ない |
| 果物 | △ | 糖分が多く含まれている |
ちなみに、我が家では小松菜をメインに、ちんげん菜や人工フードを混ぜて与えることが多いですが、約3年間何事もなく生きてくれています。
まとめ

リクガメは、初心者にオススメできる最高のペットですが、正しい知識と飼育環境がないと、すぐに後悔する結果になってしまいます。
皆さんもこの記事を参考に、リクガメ飼育を検討、もしくは飼育環境の見直しをしてみてください。
このサイトでは、爬虫類や小動物を始めとした生き物たちの飼育方法や生態系保護活動について、たくさんの記事を投稿中です。
気になる方は是非チェックしてみてください!



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