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【完全保存版】リクガメの中で最も飼いやすい!ヘルマンリクガメの飼育方法を解説!

爬虫類

こんにちは、そーちゃんです。

ヘルマンリクガメの飼育って難しいの?

ヘルマンリクガメの飼育には何が必要なの?

こんな疑問を持っている方が多いのではないでしょうか。

結論からいうと、ヘルマンリクガメの飼育は要点さえ押さえていれば、意外と簡単です。

今からお伝えする飼育のポイントを押さえ、後半に書いてある飼育設備を揃えさえすれば、誰でも簡単に飼育を始めることが出来ますよ。

ということで今回は、ヘルマンリクガメを飼育して1年半、10匹以上の生き物と暮らしている私が、ヘルマンリクガメの飼育方法やポイントについて、初心者にも分かりやすく解説していきます!

この記事を読めば、飼育設備も揃えられるように、商品リンクも貼ってあるので、是非最後まで見てくださいね!

ヘルマンリクガメの基本情報

では早速、ヘルマンリクガメの基本情報について見ていきましょう。

項目内容
学名Testudo hermanni
分布南ヨーロッパ(イタリア、フランス、バルカン半島など)
大きさ甲長 約15〜25cm 体重 2.0~3.0kgほど
寿命約40〜60年(飼育下で長寿の記録あり)
食性草食性(野草、葉野菜、果実など)
性格活発で好奇心が強いが、なつきやすい
飼育環境紫外線・日光が必須。乾燥した陸上環境を好む
冬眠多くの個体が冬眠を行う

ヘルマンリクガメは小型で飼いやすいリクガメ

ヘルマンリクガメは、南ヨーロッパ原産の小型のリクガメで、特にイタリアやバルカン半島などに多く生息しています。

ヘルマンリクガメは、甲長15〜25cmほどの小型のリクガメということで、他のリクガメたちに比べるとかなり小さめなサイズなのが大きな特徴です。

リクガメの代表格である、ケヅメリクガメやヒョウモンリクガメは甲長60~80cm、体重は最大で90kgにも達することを考えると、ヘルマンリクガメの小ささが際立ちますね!

また、寿命は40〜60年ほどなので、飼育スペースをあまり必要としないのに、長く一緒にいられるペットとして、非常に人気があります。

ヘルマンリクガメの性格は、人懐っこくて好奇心旺盛なため、その小さくて丸っこいフォルムと合わさって、非常に愛嬌のある爬虫類としても知られているんです。

ヘルマンリクガメは、リクガメの中では小型で飼いやすい種類のため、初心者の方でも十分に飼育が可能だといえるでしょう。

ヘルマンリクガメは草食!人口フードもOK!

ヘルマンリクガメは草食性で、葉野菜や果物などを主食としており、野生下では様々な野草を食べて暮らしています。

ちなみに、ヘルマンリクガメに飼育下で与えることが多い食べ物を以下の表にまとめてみました!

種類具体例
野草タンポポ、オオバコ、ハコベ、ノゲシなど
葉野菜チンゲン菜、小松菜、サラダ菜など
ナスタチウム、キンセンカ、ヒマワリの花びらなど
果物(少量)イチゴ、バナナ、リンゴなど(おやつ程度に)
その他人口フードなど(以下で紹介しています!)

飼育下では、主に小松菜やチンゲン菜などの、手軽に手に入れられる『アブラナ科』の野菜が、エサとして与えられることが多く、我が家のヘルマンリクガメにも、小松菜をメインで与えています。

小松菜などの野菜類は、スーパーに行けばお手軽価格で、簡単に手に入るのが嬉しいポイントですよね!

その他にも、我が家ではイチゴやバナナなどの果物も、ときどき与えていますが、ヘルマンリクガメなどの爬虫類にとって、果物には糖分が含まれすぎているため、与えすぎには注意しなければなりません。

また、周りに野草を採取できる環境があれば、タンポポやオオバコなどのメジャーな野草たちも、エサとして用いることができますよ!

ちなみに我が家では、小松菜の他にも人口フードをメインで与えているのですが、人口フードにはヘルマンリクガメに必要な栄養素がバランスよく含まれており、また一食あたりの値段も安いため、我が家では『野菜:人口フードが”7:3”』の割合になるように与えています。

人口フードの注意点としては、栄養価が比較的高いため、与えすぎると肥満の原因となってしまうことです。

そのため、人口フードは、あくまでも補助として使用し、なるべく野菜をメインとして与えることをオススメします!

冬眠はさせないのがおすすめ!

ヘルマンリクガメは野生下では、冬の間を冬眠して過ごしていますが、飼育下の場合は冬眠させる必要はないでしょう。

むしろ、冬眠させてしまうと、稀に命を落としてしまうこともあるので、個人的には冬眠させることはオススメできません。

これは、どの生き物を飼育する場合でも同じですが、飼育している個体を冬眠させることは、基本的にはオススメできない行為です。

というのも、冬眠とは

『一時的に体の活動を休止し、体温や代謝を低下させる』

ということなのですが、これは飼育下においては”非常にリスクの高い行動”となります。

飼育下での冬眠は温度や体調管理が非常に難しく、少しの環境変化や準備不足でも衰弱や死亡につながるリスクがあります。
また、栄養状態や健康チェックが不十分なまま冬眠させると、免疫低下や内臓トラブルを起こしやすくなります。

そのため、ヘルマンリクガメを飼育する際は、よほどの理由がない限り”冬眠させない”ようにしてください。

ヘルマンリクガメを飼育してみよう!

ヘルマンリクガメは、飼育難易度が少し高めなものの、適切な飼育環境さえ整えれば、誰でも飼育を始めることができます。

ただ、その『適切な飼育環境』を整えるのが難易度高め…

そこで、初心者の方でも簡単に飼育環境が揃えられるように、分かりやすく解説していきます。

飼育ケージ

ヘルマンリクガメの住まいとなるケージは、適切な広さと通気性の良さを兼ね備えたものを選びましょう。

ヘルマンリクガメは、成体の場合、90cm×45cm以上の大きさのケージを用意しなければなりません。

ケージには、天板がメッシュ素材(通気性の良い素材)のものを選ぶと、夏場の温度管理や湿度管理がしやすくなりますよ!

保温器具(暖突・パネルヒーターなど)

ヘルマンリクガメを始めとする、リクガメたちは”変温動物”です。

変温動物とは、体温を自ら一定に保てず、周囲の環境温度によって体温が変化する動物のことです。

特に夜間や冬場はケージ内の温度が冷えやすいため、体調を崩す原因になってしまうことも…

そのため、ヘルマンリクガメを飼育する際には、

  • ケージ全体を暖める→『暖突』
  • ケージ底面から一定部分を暖める→『パネルヒーター』

などを使用することで、ケージ内を彼らの過ごしやすい”25~30℃程度”に保つことを意識しましょう。

暖突を選ぶ際は、ケージのサイズに応じて、暖突のサイズも変わってくるのですが、90cm×45cmのケージを使用するのであれば、こちらの”Lサイズ”がオススメですよ!

また、パネルヒーターに関しても、飼育ケージのサイズに応じて、ヒーターの大きさが変わってくるのですが、90cm×45cmのケージであれば、こちらの”3号サイズ”のものをオススメします。

紫外線ライト(UVB)

ヘルマンリクガメを飼育する際には、”紫外線(UVB)”が欠かせません。

ヘルマンリクガメはUVBライトを浴びることで体内でビタミンD3を合成し、カルシウムを効率よく吸収できるようになります。
UVBが不足するとビタミンD3が作れず、骨や甲羅が変形するくる病などの健康トラブルを引き起こす原因にな
るので注意が必要です。

野生下のヘルマンリクガメは、太陽光から紫外線を浴びることができますが、飼育下では長時間、太陽光を浴びさせることはなかなか難しい…

そのため、ヘルマンリクガメのケージでは、”太陽光の代わり”に”専用の紫外線ライト”を設置して、毎日10〜12時間点灯させることで、野生化に近い環境を作り出すことができます。

個人的には、どの飼育用品よりも、この”紫外線ライト”が重要だと思っているほど、マストアイテムなので、必ず設置するようにしましょう!

また、紫外線ライトは長く使っていると、紫外線の放射量が減少していってしまうため、半年に一度は交換することをオススメします。

バスキングライト

バスキングライトは、ヘルマンリクガメの野生化における、”日光浴”を再現するためのスポットライトです。

ヘルマンリクガメを飼育する際には、ケージ内に35℃前後の温かいゾーン(ホットスポット)と25〜30℃前後のクールスポットを作ることで、自ら体温調整できるような環境を作る必要があります。

その温かいゾーン(ホットスポット)を作る際に役立つのが、このバスキングライトというわけです!

また、バスキングライトは消化活動などの体内機能の促進にも効果的なので、紫外線ライトとセットで必ず設置するようにしましょう。

サーモスタット

ヘルマンリクガメなどの爬虫類を飼育する際、ケージ内の温度管理は非常に重要ですが、皆さんが外出している際や寝ているときなど、どうしても管理が難しいタイミングがあるかと思います。

そんなときに役立つのが、この『サーモスタット』

サーモスタットはヒーターや保温器具を自動で制御し、ケージ内の温度を適切な範囲に安定して保つために不可欠な機器です。
温度の上がり過ぎや下がり過ぎを防ぐことで、爬虫類の体調不良や事故のリスクを大幅に減らせます。

実際、我が家でもサーモスタットを使用していますが、季節や昼夜に関係なく、ケージ内の温度を常に一定に保ってくれており、本当に助かっています。

サーモスタットについては、こちらの記事で詳しく解説しているので気になる方はチェックしてみてください。

温湿度計

ヘルマンリクガメに限らず、全ての生き物を飼育する上で、温度と湿度を適切に管理することは非常に重要です。

そのため、すぐにケージ内の温度・湿度がわかるように、”温湿度計”は必ず設置するようにしましょう!

ちなみに、ヘルマンリクガメを飼育する際には、温湿度計を”2つ”設置することをオススメします。

その理由は、先ほどもお伝えした通り、ヘルマンリクガメのケージには『ホットスポット』と『クールスポット』という温度変化のある、2つの場所を作る必要があるからです。

ヘルマンリクガメの適温は、

  • ホットスポット→35〜40℃
  • クールスポット→25〜30℃
  • 湿度→45〜60%

が適切となっているので、こちらもぜひ覚えておいてください!

床材(ヤシガラ・腐葉土など)

ヘルマンリクガメを飼育する上で、床材選びは

  • 歩きやすさ
  • 湿度の保持
  • 掘る習性の再現

などに関わる、非常に重要なポイントです。

床材には、ヤシガラや腐葉土などの自然系素材が人気で、特にヤシガラ素材のものは、”吸湿性・消臭作用”に優れているため、リクガメにとって快適な環境づくりに大きく貢献してくれます。

ちなみに、私の個人的オススメ床材は

『ヤシガラ土を下に敷き詰めて、その上にバークチップを敷き詰める』

という変わったものです。

リクガメの床材選びについては、こちらの記事で詳しく解説しているので、是非参考にしてみてください!

シェルター・隠れ家

好奇心旺盛なヘルマンリクガメですが、実は意外と臆病な一面も…

ヘルマンリクガメが身を隠せる場所があるだけで、ストレスが大きく減るため、ケージ内には”シェルターや隠れ家”になるものを設置してあげましょう。

シェルターや隠れ家は、本格的なものでなくても、浅めの陶器や木のトンネルなどでも代用可能なため、飼育レイアウトに合わせて選ぶのがオススメです。

我が家では、植木鉢を真っ二つにしたようなシェルターを使用しており、シェルター・寝床として大活躍してくれています。

水入れ・エサ皿

ヘルマンリクガメの水入れは、カメが中に入ってもひっくり返らないような安定感があり、且つ水を飲みやすいような浅皿のものがおすすめです。

また、エサ皿も同様に安定感がある、浅皿のものを選ぶ必要があるのですが、サイズが適切でないと、リクガメがエサを食べる際に散らばってしまい。ケージ内が汚れる要因となってしまいます。

そのため、エサ皿は比較的大きめのサイズを選ぶのが、手入れが楽でオススメです!

カルシウム剤(サプリメント)

ヘルマンリクガメを始めとするリクガメは、カルシウム不足になると、甲羅や骨の形成ができなくなってしまい、”くる病”などの病気にかかってしまうこともあります。

くる病とは、カルシウムやビタミンD3の不足によって骨の形成が正常に行われず、骨や甲羅が柔らかく変形してしまう病気です。
重症化すると歩行障害や死亡につながることもあります。

そのため、飼育する際には、粉末タイプのカルシウム剤をエサに振りかけることで、カルシウムを補給してあげましょう。

ヘルマンリクガメに用いるカルシウム剤には、”ビタミンD3入り”のものを選ぶのがオススメです!

野菜・リクガメ専用フード

リクガメのエサ選びは、健康のためにとても重要ですが、様々な種類の餌があるため、迷う方も多いはずです。

そこで、リクガメのエサについて表にまとめてみました!

この表を参考にバランスの良いエサやりを心がけましょう

種類具体例栄養バランス与える頻度備考・注意点
野草(天然の草)タンポポ、オオバコ、ハコベ、ノゲシ など高繊維・高カルシウム◎毎日OK最も理想的。農薬や排ガスのついていない場所で採取。洗って与える。
葉野菜小松菜、チンゲン菜、モロヘイヤ、カブの葉 などカルシウム多め◎毎日OK野草が手に入らない時の代用に。シュウ酸の少ないものを選ぶ。
その他野菜レタス、キャベツ、ニンジン、カボチャ など栄養偏りやすい△週1〜2回水分が多く栄養が薄い。与えすぎ注意。色味づけや変化をつけたい時に。
果物イチゴ、リンゴ、バナナ、キウイ など糖分が多い×おやつ程度主食に不可。月に1〜2回まで。少量なら可。
リクガメ専用フードジクラ、テトラ、レプティミン、マズリ等の配合飼料栄養バランス良好○補助的に単体で主食にせず、野草・野菜と併用する。食べ慣れさせるのにコツがいる。

ヘルマンリクガメの主食には、

  • チンゲン菜
  • 小松菜
  • タンポポの葉
  • オオバコの葉

などの葉野菜や野草を中心にバランスよく与えるようにしましょう。

必要に応じてリクガメ専用フード(乾燥ペレット)を補助的に与えるのも効果的ですが、高カロリーなものが多いため、与えすぎには注意してください。

また、ニンニクや玉ねぎなどの刺激の強い野菜は与えてしまうと、最悪の場合、死に至る原因になってしまうので、絶対に与えないでください!

さらに、ほうれん草などのシュウ酸を含む野菜は、カルシウムの吸収を阻害してしまうことがあるため、与えるにしても少量にとどめることがオススメです。

リクガメは、イチゴやリンゴなどの果物も大好物ですが、与えすぎると糖分過多になってしまうため、1ヶ月に2回程度、おやつとして与えるに留めておきましょう。

スプレーボトル(推奨)

ケージ内の湿度を適切に保つには、霧吹きなどを使用するのがとても便利です。

特に冬場やエアコン使用時などの室内が乾燥している際に重宝し、また霧吹きを定期的にすることで、脱水や皮膚トラブルの予防にもつながるので、用意しておくのがオススメです。

100均などで簡単に手に入るので、一つ持っていて損はないでしょう。

掃除用具(推奨)

リクガメの糞や食べ残しを放置してしまうと、カビや虫が発生する原因になり、ケージ内が不衛生になってしまいます。

ケージ内が不衛生だと、人間と同じように体調不良を起こす原因になってしまうので、ピンセットやスポンジを使って、毎日欠かさずに掃除することが大切です。

掃除用具となる、ピンセットやスポンジも100均で簡単に揃えられるので、時間があるときにパパッと揃えてしまいましょう!

初心者の方には『飼育セット』がおすすめ!

ここまで、ヘルマンリクガメの飼育に必要な設備についてお話ししてきましたが

『全部揃えるのは大変…』

という方もきっといらっしゃるかと思います。

そんな方におすすめなのが、この『リクガメの飼育セット』

ケージの大きさが少し小さめなものの、ベビーの状態でお迎えする方は、この飼育セットを購入するだけで、一年ほどは飼育することができる優れものなんです!

また、ケージの大きさに関しては、毎日散歩させることで、運動不足やストレスもある程度は解消できます。

この飼育セットには、リクガメの飼育に必要な最低限の設備が全て入っているため、初心者の方には大変おすすめです!

まとめ

今回はヘルマンリクガメの魅力と飼育方法について、初心者の方向けに解説してみました。

正直、この飼いやすさと可愛さを兼ね備えているリクガメは、他にいないんじゃないかと思うくらい、ヘルマンリクガメはおすすめの爬虫類です。

今回も内容が濃い記事になりましたが、この記事を読んだあなたは既に、ヘルマンリクガメ飼育が始められるくらいの知識は得ているはず!

是非、前向きにお迎えを検討してみてくださいね!

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