
こんにちは、そーちゃんです。
『リクガメはおとなしくて飼いやすそう…』
『草食だからエサも簡単そう!』
そんなイメージからリクガメを飼い始めたものの、”想像以上の飼育難易度の高さ”に後悔する人も少なくありません。
実のところ、リクガメ飼育は”全くの無知から”飼育を始めると苦労しますが、
”飼育のポイント”さえ押さえていれば”誰でも飼育が可能”なんです!
ということで、この記事では”リクガメを飼育して4年以上” になる私が、
について、私の実体験を交えながら、初心者の方にも分かりやすく解説していきます。
結論 〜リクガメは『初心者でも飼えるが、覚悟が必要』〜

まず、結論からお話しすると、
『リクガメは初心者でも飼育可能!ただし”簡単なペット”ではない』
というのが私の考えです。
私はリクガメの飼育について”全くの無知” で始めてしまったので、
など、様々な問題点に苦労することになってしまいました。
しかし、これらは全て”私のリサーチ不足・準備不足” から生じた問題点。
冒頭でお伝えしましたが、
リクガメは”ポイント”さえ押さえていれば、初心者でも飼育が可能なペットです。
しかし、私のように”無知”の状態からリクガメ飼育を始めてしまうと、とても難易度の高いペットへと早変わりしてしまいます。
特に、以下の点を知らずに飼育を始めると、お迎えを後悔することにも繋がってしまうので、しっかりと事前知識を押さえておきましょう。
リクガメ飼育で”初心者が失敗しやすい”落とし穴5選

早速、『リクガメ飼育で失敗しやすい落とし穴・注意事項』についてお話ししていきます。
これらは全て、私が経験したリクガメについての”リアルな体験談”になっているので、参考になること間違いなしですよ。
①思った以上に長生きすること

まず押さえておきたいのが、
『リクガメは想像以上に長生きする』ということです。
リクガメは、どんな種類でも”最低30年以上” の寿命であり、中には”100年以上”生きる種も存在します。
| 種類 | 寿命の長さ |
|---|---|
| ギリシャリクガメ・ヘルマンリクガメ | 30〜50年ほど |
| ヒョウモンリクガメ | 50〜70年ほど |
| ケヅメリクガメ | 50〜100年ほど |
つまり、リクガメを飼育する場合は、
最低”30年以上”、つまり私たち人間が生きている時間の”1/3ほど”を共にすることに…
そのため、リクガメを飼育する際は
”生半可な気持ち”ではなく、”最後まで面倒を見る覚悟”を持って飼育を始めるべきと言えます。
私の実体験
先ほどもお伝えしましたが、私自身も現在ヘルマンリクガメを飼育しています。
飼育を始める前から、『リクガメは”30年以上”生きる』ということは知識として理解していたつもりです。
しかし、いざ実際にお迎えして毎日お世話をするようになると、
『この子は私の余生の半分以上を一緒に過ごす存在になるかもしれない』
と気づき、“生き物の命を背負う”という責任の重さに、正直少し怖さを感じました。
特に飼育を始めてから2ヶ月ほどは、
『自分は本当に最後まで面倒を見られるのか』
と悩む日々が続いていたと思います。
ただ、毎日ご飯を食べる姿を見たり、日向ぼっこをして気持ちよさそうにしている姿を眺めたりするうちに少しずつ、その不安よりも『この子とずっと一緒に過ごしたい』という気持ちの方が強くなっていきました。
今では、“寿命が長い” ということをネガティブではなく、
『人生最大のパートナーになってくれる存在』と前向きに捉えられるようになっています。
とはいえ、リクガメは勢いだけで飼い始めてしまうと、後々後悔してしまう可能性も十分にある生き物だと感じています。
だからこそ、リクガメをお迎えする前には、
その寿命の長さと自分自身の人生設計をしっかり天秤にかけた上で、本当に最後まで一緒に歩んでいけるかを考えてから飼育を検討してほしいです。
②成長すると意外と大きくなる

リクガメを飼育する上で、初心者にありがちな誤解として、
『お迎えした当初の”小さいまま”飼えると思っていた…』
というものがあります。
しかし、それは大きな間違い です。
実は、リクガメの多くは”甲長20cm以上”に成長していき、大きい種類では”80cm以上”にも達することもあります。
| 種類 | 甲長の目安 |
|---|---|
| ギリシャリクガメ・ヘルマンリクガメ | 20〜25cmほど |
| ヒョウモンリクガメ | 40〜50cmほど |
| ケヅメリクガメ | 60〜80cm以上 |
そのため、リクガメの中では比較的小さい『ギリシャリクガメ』や『ヘルマンリクガメ』を飼育する際でも、ケージのサイズは最低”90×45cm”クラス を用意しなければなりません。
普通に私が生活する上で、突然部屋の中に”90×45cm”のケージを設置するというのは、居住スペースを大きく圧迫してしまうため、必ずスペースを確保してからリクガメをお迎えしてください。
リクガメのケージは最低”90×45cm”が必要!
私の実体験
私がヘルマンリクガメをお迎えした当時、飼育には”90×45cm”クラスの大きなケージが必要になることを、しっかり理解できていませんでした。
当時は実家暮らしだったため、お迎え当初は自室の限られたスペースの中に
を置いた、かなりギチギチな環境で飼育していたのを思い出します。
実際、ヘルマンリクガメをお迎えして間もない頃は、まだ小さかったので問題ないように感じていたのですが、ヘルマンリクガメの成長スピードは想像以上に早く、1年ほど経つ頃には明らかにケージが狭くなってしまったんです。
そこで”90×45cm”サイズのケージを用意しようと考えたのですが、実家の自室ではどう頑張ってもそのスペースを確保することができませんでした。
しかも、その頃には他にも飼育しているペットが増えていたこともあり、部屋の中は完全に限界状態に突入…
結果として私は、
『生き物たちの飼育スペースを確保したい』
という理由から、一人暮らしをする決断をしました。
幸い、ある程度の貯金をしていたこともあり、引っ越し自体はスムーズに進めることができましたが、今振り返ると、
『リクガメの成長ペースや最終的な大きさを深く考えずに飼い始めたこと』は、大きな反省点だったと感じています。
だからこそ、これからリクガメをお迎えしようと考えている方には、
事前に十分な飼育スペースを確保すること、そして同居人や家族ともきちんと相談した上で飼育を始めることの大切さを、強く伝えたいです。
③温度・湿度管理が想像以上に難しい

リクガメ飼育において、『温度・湿度管理』は非常に重要な要素です。
特に、リクガメは『変温動物※』のため、ケージ内の温度が”そのまま”健康に直結します。
※ 変温動物とは、周囲の環境温度によって体温が変化し、自力で一定の体温を保てない生き物のことです。
そのため、リクガメにとって”最適な温度・湿度”を”常に正確に”把握して、管理しなければなりません。
一般的なリクガメの適正温度・湿度は以下の通りです。
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| バスキングスポット | 32〜35℃ |
| ケージ内 | 25〜28℃ |
| 湿度 | 50〜70% |
ちなみに、湿度管理に関しては、霧吹きなどで調整することができますが、
温度管理に関しては『ヒーター』や『バスキングライト』といったアイテムを用意しなければなりません。
ちなみにリクガメの飼育設備については、こちらの記事で解説しています。
また、温度管理を行う際は下の記事で紹介している『サーモスタット』を使うと非常に便利なので、気になる方は是非チェックしてみてください!
私の実体験
私は現在、ヘルマンリクガメを含めた複数のペットを飼育しながら、一人暮らしをしています。
ヘルマンリクガメを飼育する場合、基本的にはエアコンなどの空調設備に加えて、ケージ内に設置するヒーターやバスキングライトを使いながら温度管理を行わなければなりません。
しかし、私はお迎えする前に、その電気代がどれほどかかるのかを、しっかりと「調べないまま飼育を始めてしまいました。
最初は、『多少高くなるくらいだろう』と軽く考えていたのですが、実際に生活してみると想像以上の値段に驚愕したことを覚えています。
一般的な一人暮らしの電気代は6000円前後と言われていますが、我が家の場合は節電を意識して生活しているにも関わらず、毎月余裕で一万円を超えるほど…
特に冬場は保温器具の稼働時間も長くなるため、請求書を見るたびに
『リクガメ飼育って本当に電気代がかかるんだな…』
と実感しました。
もちろん、その出費を覚悟した上で飼育を始める方なら問題ないかもしれませんが、初めてリクガメを飼育する方は、想像以上の電気代に驚いてしまうはずです。
だからこそ、ヘルマンリクガメをお迎えする際は、
『”飼育設備を揃えられるか”だけではなく、継続的な電気代も含めて、金銭的に余裕のある状態で飼育を始めること』
が本当に大切だと感じています。
④紫外線ライトが必須であること

リクガメを飼育する上で、意外と知らない人が多いのが
『紫外線ライトが”必須”である』ということ。
よく初心者の方がやってしまう間違いとしては、以下のような例があります。
まず覚えておきたいのは、リクガメが健康に生きていくためには、”多量の紫外線”を必要とするため、ケージ内には”必ず”紫外線ライトを設置しなければならないということです。
実は、リクガメを始めとした昼行性の爬虫類の多くは、紫外線(UVB)を浴びることで、体内でカルシウムの吸収に必要な”ビタミンD3” を合成しています。
紫外線が不足すると、骨や甲羅が柔らかくなる『くる病(代謝性骨疾患)※』を引き起こす原因になったり、甲羅の変形や発育不良につながるため、非常に危険です。
※くる病とは、主にビタミンD不足によってカルシウムやリンが骨に正常に沈着せず、骨が柔らかく変形してしまう病気です。
私の実体験
私はヘルマンリクガメを飼育する前から、
『リクガメには紫外線ライトが必要』という知識だけは持っていました。
ただ、その当時は紫外線ライトについて、
『一度ケージに設置してしまえば、ずっと使い続けられるもの』だと勘違いしていたんです。
しかし、実際に飼育を始めて調べていくうちに、紫外線ライトは見た目では点灯していても、時間の経過とともに紫外線の照射量が落ちてしまうことを知りました。
そのため、半年に一回ほどのペースで電球を交換する必要があるんですよね。
さらに、電球代だけでも”2000円前後”かかり、ソケットや照明器具なども合わせると、紫外線ライト関連だけで、初期費用が”4000円”ほど必要になることにも後から気づきました。
当時の私は
『ケージやヒーターを買えば飼育設備は完璧!』
くらいに考えていたため、細かい維持費や消耗品の存在を完全に見落としていたんです。
実際に飼育してみて感じたのは、
リクガメ飼育は“お迎えしてから学ぶ”ではなく、“お迎えする前に知識を付けておく”ことが本当に重要だということでした。
だからこそ、これからヘルマンリクガメを飼育しようと思っている方には、紫外線ライトの交換頻度や維持費まで含めて事前に調べた上で、お迎えを検討してほしいと感じています。
⑤エサは『草なら何でもOK』ではない

これもよくある勘違いですが、
リクガメのエサは『草(野菜)なら何でもOK!』ではありません。
また、リクガメのエサとして紹介されている草の中でも、与えない方が良いものや、与え過ぎには十分に注意しなければならないものがあるため、私たちが正しい知識 を身につけることが重要です。
リクガメのエサを選ぶときのポイントは大きく5つあります。
そして、これらを踏まえながら、リクガメのエサとしてよく紹介されている草(野菜)を見ていきましょう。
| エサ | 評価 | コメント |
|---|---|---|
| チンゲン菜 | ◎ | カルシウムが多め |
| 小松菜 | ◎ | 主食として使いたい |
| ほうれん草 | △ | シュウ酸が含まれている |
| レタス | △ | 栄養が少ない |
| 果物 | △ | 糖分が多く含まれている |
ちなみに、我が家では小松菜をメインに、ちんげん菜や人工フードを混ぜて与えることが多いですが、約3年間何事もなく生きてくれています。
私の実体験
これもかなり現実的なお金の話になりますが、ヘルマンリクガメを飼育する上で『食費問題』は本当に重要です。
現在、私はヘルマンリクガメに小松菜を約1.5袋ほど使い、それに他の野菜や人工フードを混ぜながら毎日エサを与えています。
普段の時期であれば、一食あたりの費用は大体200円ほどなので、基本的には1ヶ月で6000円前後の食費がかかる計算です。
しかし、冬場など野菜の供給が減る時期になると価格が一気に高騰し、一食あたり400円近くかかることも珍しくありません。
そのため、冬場はリクガメの食費だけで1ヶ月12000円近くになることもあり、正直、限界社会人である私の家計はかなり苦しめられています…
もちろん、それでも『可愛いから頑張れる』という気持ちはありますが、勢いだけで飼育を始めてしまうと、この継続的な出費はかなり重く感じるはずです。
何度も言うようですが、
ヘルマンリクガメを飼育する際は、設備費だけでなく毎月の食費まで含めて、しっかり余裕を持った資金を準備した上でお迎えしてほしいと感じています。
まとめ

この記事では、リクガメは”初心者でも飼育可能”ではあるものの、
など、事前に理解しておくべき重要なポイントが多いことを、実体験を交えながら解説しました
特に、勢いだけでお迎えをすると、想像以上の出費やスペース問題に悩まされるケースも少なくありません。
しかし、正しい知識と覚悟を持って向き合えば、リクガメは長い年月を共に過ごせる素晴らしいパートナーになってくれる存在です。
これからリクガメをお迎えしようと考えている方は、ぜひ今回紹介した『初心者が失敗しやすいポイント』を事前に理解した上で、自分の生活環境や将来設計と照らし合わせながら検討してみてください。
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